SPECIAL INTERVIEW

ホテル三日月だからできること。
その無限の可能性に挑む。
国別訪日外国人数(2016年)
 
過去10年の訪日外国人数の推移
 
高い経済成長力に支えられたアジア圏は潜在的なマーケットを持っています
高い経済成長力に支えられたアジア圏は潜在的なマーケットを持っています
三日月グループのビジネスモデルの海外展開というチャレンジがはじまります
三日月グループのビジネスモデルの海外展開というチャレンジがはじまります

新しいビジネスチャンスを拓く

 これからの観光ビジネスの大切なキーワードは何か、ご存じですか? 答えは“インバウンド”です。
 インバウンドとは、日本を訪れる外国人のこと。ご存じのように、訪日外国人の数はここ数年劇的に増えていて、皆さんが生まれた頃の1996年の年間訪日外国人数は約383万7000人だったのに対し、2016年には約2403万9000人と、実に6倍以上になっています。
 特に500万人から1000万人を超えるまでに10年以上かかったのに、1000万人が倍の2000万人になるまでわずか3年と、驚くほど急スピードで訪日外国人が増えているのです。
 このインバウンド需要を観光業界は大きなビジネスチャンスととらえて、積極的な“攻め”に出ています。私たちもタイやシンガポール、台湾などで積極的にプロモーションを展開して、特に富裕層のお客様を「龍宮城スパホテル三日月」に取り込もうとしています。羽田空港や成田空港からのアクセスに優れ、横浜・台場・舞浜などとも近い木更津は、無限のポテンシャルを持つエリア。その中心地の「龍宮城スパホテル三日月」の魅力を今まで以上に世界に向けて発信していくことで、私たちはさらなる成長を目指しています。
 さらに通年型の感動体験・思い出づくりの仕掛けに力を入れており、館内の写真をお客様がSNSにアップするというムーブメントが生まれました。これが新しい時代のワクワクの創出、魅力の創出につながっているのです。時間とともに施設が老朽化していくのではなくて、時間とともに新しい魅力が増えていく——そんなリゾートが、私たちの目指す姿です。

そしてチャレンジは世界へ

 インバウンドが訪日外国人に対するビジネスであるのに対し、その反対がアウトバウンド、つまり自ら海外に出てビジネスを切り拓いていくという取り組みです。三日月グループは、このアプローチに対しても意欲的です。
 その第一歩が、経済成長著しいベトナムでのリゾート事業です。
 高い経済成長率が続いているベトナムでは急激にレジャー需要が伸びていますが、その受け皿となるレジャー施設は決して十分とは言えません。そこで私たちは2019年にリゾート地のダナンに屋内プールを備えた複合レジャー施設を開業。2020年にはリゾートホテルも営業を始めます。ここには私たちがこれまで培ってきた「スパ&ホテル」のノウハウを投入するとともに、クールジャパンの要素も加味し、日本文化の海外輸出という側面も打ち出します。同時に地域に新たな雇用を創出し、将来のベトナムの観光ビジネスを支えていく地元人材を育成することにも貢献していきます。
 地元の需要を掘り起こすとともに、外国人観光客のニーズにも応え、親子三世代が楽しめる複合型レジャーエリアが創出されることになります。これも「観光とは創るものである」という私たちが受け継いできたDNAに基づくチャレンジです。

個の力を合わせて新しい時代を切り拓きましょう

 もちろんこうしたチャレンジを支えていくのは、これから三日月グループとともに成長していこうという志を秘めた皆さんです。大切にしたいのは「やってみなければわからない」というチャレンジ精神。一人ひとりの“個”の力を大切にするとともに、単に人が集うだけの「輪」ではなく、互いに成長を促し合う「和の力」を大切に、新たな時代を切り拓いていきたいと考えています。
 熱い情熱と高い志、そして無限のポテンシャルを持った人材に、大きな期待を寄せています。

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